ドイツ戦後の勝利の大きさを思えば、夜通し祝杯を上げてもおかしくないのだが、
日本のファンはどんな状況でも、最高のマナーと習慣が根付いていることを証明してくれた。
試合後、スタジアムのスタンドには、食べ終わったトレイや包み紙、空のドリンクカップが散乱し、誰かが片付けなければならないのが普通だ。
しかし、サムライ・ブルーがこの街にいるときは違う。
彼らは「過去4度のチャンピョンに勝利」したばかりだったが、観客の日本人達はパーティーを一時やめ、スタジアムのゴミ拾いを行った。
彼らは4年前のロシア・ワールドカップでも同じことをした。
最も顕著なのは、今ワールドカップの開幕戦、カタールとエクアドルの戦いだ。
自チームが出場していないにも関わらず、彼らは同じようにゴミを拾ったのだ。
日本は日曜日にコスタリカと対戦し、木曜日にスペインと対戦する。
しかし、もしワールドカップで優勝できなかったとしても、彼らのファンはすでに勝者なのだ。
https://www.bbc.com/sport/football/63735823(英語)
海外の反応
陳腐な表現かもしれないけど、みんながこうだったらユートピア(理想郷)に住んでいるようなものだろう。
日本人のこういうところが好きです。
↑この習慣は学校で教えられるものだ。
誰もがこうなれるんだよ。
↑いいえ、まず家庭から始まるんだ。学校はその延長線上にあるんだよ。
日本チームがプレーしていないときでも、毎試合後これをやっていた。
本当に日本のファンのことをもっと知ってもらいたい。
私が日本に留学していた頃、学校の掃除は学生としての責任の一部でした。
地域社会への貢献は、幼い頃から教えられていることなんです。アメリカでもそうなってくれたらいいんですが…
↑私は旧ソ連で育ちましたが、学校でもそうしていました。
毎週二人の生徒が、教室の床掃除と洗濯を担当し、冬には薪ストープ用の薪を運ぶ当番がいました。
黒板の掃除当番もいました。当時はチョークで字を書いていたので、とても大変な仕事でした。
↑ええ、でも「より大きな利益のための集団的努力」というのは、社会主義の香りがするので広まることはないだろうね。
↑それは社会主義じゃなく集団主義だよ。
太平洋・アジア・アフリカ・南米等多くの文化に共通したものだ。
欧米では個人主義が称賛されているけどね。(米国だけではなく)
日本人のように、人々はもっと共有のスペースを大事にするべきだ。
アメリカでこれをやったら、あっという間に労働組合の集団から囲まれるだろうね……
↑いや、アメリカの試合を観戦した日本のファンもやっているし、
超怖い労働組合が邪魔をすることもないよ。
このような人たちがもっと必要だ。
『私は世界を変えることができる。私の両手で、よりよい場所になるように。私の両手で、より優しい場所になるように。私の両手で。私の両手で』
“My Own Two Hands” ジャック・ジョンソン
この人達は自分の手で世界を良くしている。
彼らは試合の結果に関わらずゴミ拾いをしているんだ。
これが彼らの文化なんだ。
私は日本が大好きです。
これは素晴らしいことだけど、みんなが自分の出したゴミを持ち帰ったら、こんなことをする必要もないんだけどね……
これはとても日本的だ。大好きだ。
もしかしたら、他の国の人達も参加するようになるかもしれない。
しかし、雇われているスタジアムの清掃員たちはどう思うかな…それだけが心配だ。
日本人はとても尊敬できる人たちです。
彼らの文化のあらゆる面が大好きです。
参照:https://www.reddit.com/r/MadeMeSmile/comments/z2y3uo/after_their_shocking_win_against_germany_japan/
https://www.reddit.com/r/japan/comments/z34kj3/japans_fans_clean_up_stadium_after_win_over/